公立高校としては全国でも数少ない調理師などの養成コースがある三笠市の三笠高校で、新入生に実習で使う服や包丁が手渡されました。
三笠高校は、道内唯一の食物調理科のみが設けられた高校で、生徒たちは▼日本料理を中心に幅広く調理を学ぶ「調理師コース」と、▼洋菓子やパンづくりの技術を学ぶ「製菓コース」に分かれて食のスペシャリストを目指します。
14日は新入生として入学した37人に調理実習で使う実習服が配られ、このうち調理師コースの生徒には、出刃包丁や柳刃包丁など5種類の包丁も手渡されました。
調理師コースの生徒たちは、受け取ったそれぞれの包丁をどの料理に使うべきかなどについて説明を受けたあと、ひとつひとつに名前を書き込んでいました。
生徒たちはおよそ9割が市内の寮で生活しながら調理や栄養について学び、今後3年間かけて専門の技術と資格取得を目指すということです。
調理師コースの千葉颯人さんは「少しでも早く知識や技術を身につけて、一人前の調理師として食べてもらった人が笑顔になれるような料理を作りたいです」と話していました。
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April 14, 2020 at 10:09AM
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調理科の新入生に実習服と包丁|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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