第1組でスタートした河本結(22=リコー)が、5バーディー、3ボギーの70、2アンダーでホールアウトした。ホールアウト時点で、首位の渋野日向子に次ぐ2位につけている。

各組とも2人ずつで回る中、河本は同組の選手がおらずに1人で回った。3人1組の場合、18ホールを回るのに4時間30分ほどかかるが、わずか2時間50分ほどでホールアウトした。1番でボギーが先行し、5番でもボギーと一時は2オーバーとしたが、盛り返した。

今年から主戦場とする米ツアーでは、1月のデビュー戦から8位に入り、存在感を示した。7月から8月にかけて行われたドライブオン選手権では、今季最高の4位に入った。だがその後は、日米ツアーで最終成績で20位以内に入った大会がない状況。48位に終わったメジャーの全米女子プロ選手権では「ここでプレーするに値しない人だった」と話すなど、自信も失いかけていた。それだけに、この日、快調なペースでホールアウトした時には、満面の笑みを見せるなど、自信を取り戻しつつある様子だった。