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彼女たちは23歳だった それぞれの人生、遺品が伝える [戦後75年特集] - 朝日新聞デジタル

 75年前、広島に投下された原爆で犠牲になった人々のなかに、3人の女性がいた。2歳の娘を残して逝った人。結婚して3年目だった人。いつもと違う出勤時間だった人。いずれも23歳だった彼女たちの遺品が、平和記念資料館の企画展示室で静かにあの惨劇を伝える。

 田川アサヨさんは8月6日、爆心地から約1キロの雑魚場町(現・広島市中区)の建物疎開作業現場で母と共に被爆した。全身にやけどを負いながら、当時2歳の娘を預けていた古田町(現・同市西区)の実家までたどり着いた。娘の無事を確認すると、翌7日に死亡した。

 娘は後に、「お母さんの顔は真っ黒で、目ばかりが光っていた」と話したという。

 遺品は妹の松代さんが大切に保管していたが、1972年に資料館に寄贈した。

     ◇

 下久保喜久代さんは当時、結婚3年目。新居は現在の中区土橋町にあった。爆心地から約700メートル。その自宅付近で被爆し、天満橋に停車中の電車に運び込まれた。

 父と妹らが迎えに行くと、下久…

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