阪神が新助っ人として獲得調査を進めている韓国斗山のラウル・アルカンタラ投手(28)との交渉も大詰めを迎えていることが10日、判明した。

今季20勝を挙げ、150キロ超の速球とキレ味鋭いスライダーが魅力の右腕。谷本球団副社長が「鋭意、精査しています。(ロハスの)1日遅れみたいな感じです」と進捗(しんちょく)を明かした。メジャーでは通算13試合に登板して2勝5敗で「米国にいる時から注目している選手ではある。韓国に行ってから、特に今年はすごい成績。打高投低と言われる中、あれだけの成績を残している。注目している選手であることは間違いない」と付け加えた。