人生は選択の連続で、一度のミスが後々まで響き続けるという「悲劇」もままあるものです。そのような状況を回避するために、私たちはどんな手を打てばいいのでしょうか。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、「他の人の指した手を勉強して、悪手の数を減らす必要がある」として人物伝や評伝を読むことを勧めるとともに、5冊の良書を紹介しています。
人生は一度しかないから
人生の難しさって、あらゆる局面を1回こっきりしか体験できないところにあると思うんですよ。囲碁や将棋だと、勝負が付いた後に感想戦といってもう一度並べ直して、お互いにどの手が良かったのか、その時に何を考えていたのかなんてことを検討しあうんです。それによって悪手が分かったりして、それが次戦に繋がるわけですね。
人生ではこれがないんです。御破算で願いましては、ということがないから、常に一度だけの勝負になってしまうから難しいんです。
もしみなさんがもう一度高校生に戻れたとしたら、第一志望だった大学にすんなり合格するんじゃないですかね。勉強のやり方とか、時間の大切さとか、受験が人生にどう影響するかなんてことを、既に身を以て体験しているわけで、そこでやり直せたら今度は本気になれますよね。
同じことは結婚生活でもいえるわけです。あそこであんな失敗をしなければ、こんな状態にならなかったのに…。
子育ても同様で、あの時のボタンの掛け違いが、今のヤバい状況を作っているのか…と気付いた時にはもう遅いわけです。
サラリーマンとしての人生だって、あの時の悪手が出世を遠ざけることになろうとは…と、後悔していることのひとつやふたつ、誰にだってあるものです。
そんな後悔をしたくなければ、どうしたら良いんでしょうかね。
これは自分以外の人の人生を横目で観察して、そこで起こる失敗や成功を自分の人生に擬えて、同じような失敗をしないようにする。同様に、他者を観察してその人が上手くやったことを、どうにしかして自分の人生に取り込んでみる。こういうことをしなきゃならないんじゃありませんかね。
1回しか経験できないんだから、後は野となれ山となれで、行き当たりバッタリで生きる人と、他の人の生き様を観察しながら、そこから学びとなることを見つけ出して、自分の人生に取り入れる人とでは、人生の結末は大きく異なるモノになると思うんでよ。
そんな便利な人が身近にいるのかって?フツーはいませんよね。だから人物伝とか評伝といわれる一人の人生にフォーカスを当てた物語を読むのですよ。課題図書では定期的に、ある人物の一生を綴ったモノを選んでいるんですが、それはそんな人物からの学びを感じ取って欲しいからですよ。
2月の課題図書にした
『銀行王 安田善次郎』北康利 著/新潮社
からは陰徳を大事にすると人生で何が起こるのかを学べるはずですし、
『中卒の組立工、NYの億万長者になる』大根田勝美 著/KADOKAWA
からは、学歴に関係なく成功を掴むための思考とマインドが学べるはずです。
『ロケット・ササキ:ジョブズが憧れた伝説のエンジニア佐々木正』大西康之 著/新潮社
からは、時代を作る男のスケールの大きさや、有為な若者に対する無私の援助が何かを感じ取れるはずです。
『アンベードカルの生涯』ダナンジャイ・キール 著 山際素男 訳/光文社
からは、理念や理想のために命を賭けるとはどういうことか、差別を乗り越えることのハードルの高さがいかばかりかを知ることができるはずです。
男性だけでなく女性が主人公であっても、
『裸でも生きる──25歳女性起業家の号泣戦記』山口絵理子 著/講談社
のように、やり遂げるとはどういうことかを学べるわけですよ。
課題図書のページをちょっと眺めただけでも、私はこれだけの人たちの人生を追体験し、そこからの学びを、自分の人生に活かしているんです。つまりこういう本を読むことで、人生を5回でも6回でもイメージ上で繰り返せるのですよ。
人生って自力でどうにかしようとすると、ほとんどの場合は失敗するモノです。なぜならばどの局面も1回しか経験できないからで、全ての局面で良い手を指せる人なんていないからです。だからこそ、他の人の指した手を勉強して、悪手の数を減らす必要があると思うんですよね。
在宅勤務に飽きたら、こういう本を読んで自分の人生を見つめ直すってのもアリだと思いますよ。
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April 27, 2020 at 04:39PM
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